米ドル/円（USD/JPY）チャート分析｜2024年06月28日

通貨ペアの注目点

• ドル円はほぼ変わらず160円台後半で推移
• 38年ぶりの高値を更新し、レジスタンスライン付近で膠着状態161円台突破も目前
• レジスタンスライン付近で膠着状態
• 政府・日銀の介入警戒感が高まっており、今後の動向に注目が集まる

4時間足分析

トレンド分析

現在米ドル/円（USD/JPY）は、上昇トレンドを維持しており、チャート上に2本の上昇トレンドラインが引かれています。直近の高値161.289円を試みているが、まだ突破していない状況です。トレンドラインに支えられているため、現在の上昇トレンドが継続する可能性が高いと見られます。

移動平均分析

現在の価格は、短期移動平均線（5EMA）は中期移動平均線（25EMA）および長期移動平均線（75EMA）を上回っており、強い上昇トレンドが示されています。価格はすべての移動平均線の上に位置しており、短期的な上昇の勢いが続いていることが分かります。

総合分析

上昇トレンドラインおよび移動平均線のサポートを受けて、強い上昇トレンドにあります。直近の高値161.289円を再度試みる動きが見られますが、このレベルを突破することができれば、さらなる上昇が期待されます。一方で、160円台前半が短期的なサポートとなる可能性があります。

価格目途

サポートレベルとしては、160.650円（直近安値）と158.797円（前日安値）が重要な指標となります。これらのレベルは、価格が下落した場合における反発ポイントとして機能する可能性があります。

一方、レジスタンスレベルとしては、まず161.289円（直近高値）が注目されます。このレベルを突破することができれば、さらなる上昇が期待されます。また、162.000円は心理的な節目としても意識される重要なレジスタンスラインとなります。

これらのサポートおよびレジスタンスレベルを考慮することで、米ドル円の将来の価格動向を予測し、適切な投資戦略を策定することが可能となります。

まとめ

米ドル/円（USD/JPY）は引き続き上昇トレンドを維持していると判断されます。直近高値161.289円を突破するかどうかが重要なポイントとなります。投資戦略としては、160円台前半のサポートレベルを注視しつつ、161円台突破を狙ったエントリーポイントを探るのが有効と考えられます。上昇トレンドラインと移動平均線のサポートが継続している限り、短期的な買いポジションが有効です。