通貨ペアの注目点
- 欧州中央銀行(ECB)の政策発表(今週後半に予定されているECBの政策決定会合の予測と市場の期待感)
- 日本銀行(BoJ)の金融政策(今週末に予定されている日本銀行の金融政策決定会合の前の市場の動き)
- リスクイベント(地政学的リスクや経済指標の悪化など、市場センチメントに影響を与える可能性のあるイベントに注意が必要)
4時間足分析
トレンド分析
現在ユーロ/円(EUR/JPY)は、上昇トレンドライン(マイナーライン)に沿って推移しています。始値171.391から高値171.665、安値170.069までの値動きを見ると、価格は短期的な調整を経ながらも全体としては上昇基調を維持しています。
移動平均分析
移動平均線の位置関係から見ると、短期的な上昇トレンドが示唆されていますが、中期・長期的にはさらなる上昇のための強力なサポートを得る必要があります。
総合分析
トレンドと移動平均線の分析結果を統合すると、ユーロ/円(EUR/JPY)は短期的には上昇トレンドラインに沿って上昇する可能性が高いと考えられます。ただし、価格が中期移動平均線(171.476)を明確に上抜ける必要があり、その後に長期移動平均線(172.223)への接近が期待されます。現在の価格帯は重要なサポートゾーンに位置しており、短期的な調整があったとしても大きなトレンド転換が起きる可能性は低いでしょう。
価格目途
- サポートレベル
170.919(前日安値)、170.003(直近安値) - レジスタンスレベル
171.879(前日高値)、175.428(直近高値)
短期的には、171.665を超えるとさらに上昇し、次のターゲットは前日高値の171.879となります。一方で、170.919のサポートを下回ると、一時的な調整で170.003までの下落が考えられます。
まとめ
ユーロ/円(EUR/JPY)は現在、は短期的な上昇トレンドを維持しており、短期移動平均線を上回る動きを見せています。中期移動平均線を上抜けることでさらなる上昇が期待でき、次のレジスタンスは171.879と設定します。ただし、サポートレベルを割り込む場合は短期的な調整に警戒が必要です。長期的な視点では、172.223の長期移動平均線を突破することが重要なターゲットとなります。
以上の分析に基づき、現在のユーロ/円(EUR/JPY)のポジションを維持しつつ、価格が重要なレベルに達した場合の追加のエントリーポイントを模索することを推奨します。
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