通貨ペアの注目点
- ポンド高・円安の傾向
- 短期トレンドではポンドが弱含み
4時間足分析
トレンド分析
現在ポンド円(GBP/JPY)は、上昇と下降のマイナートレンドラインに挟まれた三角保ち合いの形状を形成していましたが、直近でこの三角保ち合いの下限を明確にブレイクしました。この動きは、サポート帯を下抜けたことで新たな下降トレンドの始まりを示唆しており、下方向へのバイアスが強まっています。
移動平均線分析
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短期移動平均線(5EMA):187.753
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中期移動平均線(25EMA):189.467
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長期移動平均線(75EMA):191.493
現在の価格(187.401)はすべての移動平均線を下回っており、特に短期線と中期線との乖離が顕著で、短期・中期・長期すべてが下降を向いている状況です。これは、相場全体として明確な下降トレンドに入っていることを示しています。
総合分析
現在、ポンド円(GBP/JPY)はトレンドラインと移動平均線の両方から判断すると、ポンド円は現在弱気相場に突入していると考えられます。三角保ち合いの下限をブレイクし、さらに移動平均線がすべてレジスタンスとして機能しているため、戻り売り戦略が有効な局面です。
価格目途
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レジスタンス(戻り売りポイント)
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短期EMA:187.75付近
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中期EMA:189.46付近
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サポート(下値目途)
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直近安値:186.06
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それを下抜けると:185.00〜184.50付近が意識される可能性あり
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まとめ
現在のポンド/円(GBP/JPY)は現在、テクニカル的に下降バイアスが強い局面であり、三角保ち合いの下放れと移動平均線の下方推移が重なって、戻り売り戦略が有効と判断されます。短期的には186円台の下値トライの可能性が高く、反発があっても189円台前半までは戻り売り圧力が強まることが想定されます。
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