通貨ペアの注目点

通貨ペアの注目点

 

  • 6月小売売上高 (前月比) (※ 好調ならポンド高・円安)
  • 英首相ジョンソン氏、信任投票の結果発表(信任獲得ならポンド買い優勢、否決ならポンド売り優勢の可能性)
  • 欧州中央銀行 (ECB) のラガルド総裁講演(内容によってはユーロ買い優勢となり、波及的にポンド円にも影響の可能性)
  • リスク回避心理(経済指標や政治情勢によっては、安全通貨である円が買われ、ポンド円が下落する可能性)
  • 英経済成長懸念(イギリス経済の成長懸念が強まると、ポンド売り圧力となり、ポンド円が下落する可能性)

4時間足分析

ポンド円4時間足

トレンド分析

現在ポンド/円(GBP/JPY)は、全体的に上昇トレンドが継続していることが確認できます。現在の価格は202.873であり、始値の203.024から僅かながら下落しています。直近の高値は203.158であり、価格はこのレベル付近で上昇を抑えられている状況です。また、直近の安値は200.534であり、現在の上昇トレンドがこのレベルをサポートとして機能しているようです。

移動平均分析

現在の価格は、短期移動平均線(202.810)を僅かに上回っており、また中期移動平均線(202.350)および長期移動平均線(201.336)よりも高い位置にあります。これにより、短期的には上昇圧力が維持されていることが確認できます。ただし、短期移動平均線に近い価格での推移が続いているため、上値が重い状態が続いているといえます。

総合分析

トレンド分析および移動平均線分析の結果を統合すると、ポンド/円(GBP/JPY)は上昇トレンドを維持しているものの、上値が重く203.158付近での抵抗が強いことがわかります。価格は短期移動平均線を僅かに上回っているため、短期的な上昇の可能性は残されていますが、強力な上昇を見せるにはさらなる買い圧力が必要です。

価格目途

  • サポートレベル

202.350(中期移動平均線):このレベルは現在の価格に近く、重要なサポートポイントとなります。価格がこのレベルを下回ると、さらなる下落の可能性が高まります。
200.534(直近安値):このレベルはさらに強力なサポートを提供します。この価格を下回ると、上昇トレンドが終了し、下降トレンドに転じる可能性があります。

  • レジスタンスレベル

203.158(直近高値):このレベルは現在の価格に対する主な抵抗ポイントです。このレベルを突破することで、上昇トレンドのさらなる強化が期待されます。

まとめ

ポンド/円(GBP/JPY)は現在、上昇トレンドを維持しているものの、短期的には上値が重くなっています。投資家は203.158のレジスタンスレベルに注目し、このレベルを突破するかどうかを見極めることが重要です。サポートレベルとしては、中期移動平均線の202.350が有効であり、このレベルを下回る場合はさらなる下落の可能性があるため注意が必要です。総合的には、現在の上昇トレンドを活用しつつ、慎重に上値抵抗を突破する動きを確認することが推奨されます。

 

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