通貨ペアの注目点

通貨ペアの注目点

 

  • 英経済指標や政治情勢次第では、ポンド円はさらに下落の可能性も
  • 8月1日の英中銀金融政策委員会(MPC)が注目ポイント
  • 米英の金利差拡大観測から、ポンド高・円安方向へシフトする可能性も

4時間足分析

ポンド円4時間足

トレンド分析

現在ポンド/円(GBP/JPY)は、大きな上昇トレンドから転換し、下降トレンドに入っています。特に、直近の高値208.166から急激に下落し、現在は下降トレンドラインの影響を受けて下落を続けています。また、短期の上昇トレンドラインも下抜けしており、さらなる下落圧力が強まっています。

移動平均分析

短期(5EMA)、中期(25EMA)、長期(75EMA)の全ての移動平均線を下回っており、短期から長期にわたる全ての時間軸で弱気相場が継続していることを意味します。特に、価格がこれらの移動平均線を下回っていることから、売り圧力が非常に強いことが確認され、今後も下降トレンドが続く可能性が高いと考えられます。

総合分析

短期・中期・長期全ての移動平均線を下回っており、全体的に強い下降トレンドが確認されています。特に、上昇トレンドラインと下降トレンドラインの三角保ち合いを下抜けしたことにより、売り圧力がさらに強まる可能性があります。

価格目途

下降トレンドが強く、サポートレベルの201.000が維持できるかが重要なポイントとなります。このレベルを下回ると、さらなる下落が予想され、197.213が次の目標となります。一方、価格が反発し、203.617や204.105のレジスタンスレベルを突破することができれば、買い圧力が強まる可能性がありますが、現在の市場環境ではその可能性は低いと見られます。

まとめ

ポンド/円(GBP/JPY)は現在、明確な下降トレンドを示しています。移動平均線の分析からも、短期・中期・長期全ての期間において売り圧力が強いことが確認できます。特に、三角保ち合いからの下離れはさらなる下落を示唆しており、投資家は慎重な姿勢を取るべきです。現状では、売りポジションが有利と考えられますが、サポートレベルでの反発の可能性も視野に入れて対応することが重要です。

 

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