ポンド/円（GBP/JPY）チャート分析｜2025年03月07日

通貨ペアの注目点

• 英国債利回り上昇でポンド下落リスク
• クロス円で円安傾向もポンド強さが際立つ
• 3月から4月にかけての上昇アノマリー

4時間足分析

トレンド分析

現在ポンド円（GBP/JPY）は、三角持ち合い（収束型のレンジ）を形成しており、上下のトレンドライン（マイナートレンドライン）に挟まれた状態です。

• 上限: 約192.500付近
• 下限: 約188.200付近

現在の価格（190.646）は、このレンジの中間付近に位置し、次の方向性を決める局面にあります。

移動平均線分析

• 短期（5EMA）：190.537
• 中期（25EMA）：190.606
• 長期（75EMA）：190.274

分析ポイント:

• 短期線と中期線がほぼ一致しており、方向感に欠ける状況。
• 長期線（190.274）が下支えになっており、大きく下落する可能性は低い。
• 現在の価格は中期線（190.606）の近くで推移しており、方向感が出にくい展開。

総合分析

現在、ポンド円（GBP/JPY）は

シナリオ1: 上昇ブレイク

• 192.500（直近高値）を上抜けすると、さらなる上昇が期待できる。
• この場合、195.000付近までの上昇の可能性。

シナリオ2: 下降ブレイク

• 188.200（直近安値）を下抜けすると、下降トレンドへの転換が濃厚。
• その場合、185.500～186.000付近がターゲットとなる可能性。

短期の戦略

• 192.500を明確に突破したらロングエントリー
• 188.200を割り込んだらショートエントリー
• 190.500～191.000の間は様子見推奨

価格目途

• 上昇ターゲット: 192.500 → 195.000
• 下降ターゲット: 188.200 → 186.000

まとめ

現在のポンド/円（GBP/JPY）は現在、三角持ち合いの中間点に位置し、方向感が定まりにくい局面です。

ブレイクするまでは無理なトレードを避け、重要なサポート・レジスタンスの突破を待つのが賢明な戦略。

短期トレーダーは、レンジ内での逆張りも考えられるが、リスク管理を徹底すべき。

戦略推奨:

• ブレイク待ちのトレード推奨
• 190.500～191.000付近では様子見
• 短期はレンジ内での逆張り可（ストップロス厳守）

今後の値動きに注目し、トレンドが明確になるタイミングでエントリーを検討しましょう。