通貨ペアの注目点

通貨ペアの注目点

 

  • 13日のユーロ円は上下動しつつも円高が進行

  • ユーロ圏の鉱工業生産が市場予想を上回る強い結果を示す

  • ナーゲル独連銀総裁がインフレ率は年末に2%目標に戻るとの見通しを示す

  • オーダーブックでは160円台後半の買い注文が特に厚い

  • ウクライナの米国提案による30日間停戦受け入れ姿勢がユーロ買いを促進

4時間足分析

ユーロ円4時間足

トレンド分析

現在ユーロ/円(EUR/JPY)は、

  • 下降トレンドライン(マイナートレンドライン)

    過去の高値を結んだ下降トレンドラインがレジスタンスとして機能しており、現在価格はこのライン付近で推移しています。
  • 上昇トレンドライン(マイナートレンドライン)

    直近安値を結んだ上昇トレンドラインがサポートとして機能しており、ここを維持できるかがポイントです。
  • 価格アクション

    現在、直近の高値 162.361 に迫る動きとなっており、ブレイクするか反発するかが焦点となります。

移動平均分析

  • 短期移動平均線(5EMA):161.604
  • 中期移動平均線(25EMA):161.063
  • 長期移動平均線(75EMA):160.47

短期・中期・長期すべての移動平均線が上向きで、短期 > 中期 > 長期の順に並ぶ「ゴールデンクロス」に近い形になっています。

現在価格(162.224)は、すべての移動平均線を上回っており、上昇トレンドが継続する可能性が高い状況です。

総合分析

ユーロ/円(EUR/JPY)は、

  • 価格は下降トレンドラインのレジスタンス付近に位置し、ブレイクするか反発するかの分岐点。
  • 上昇トレンドラインがサポートとして機能し、下値を切り上げる展開が続く可能性がある。
  • 移動平均線の並びが強気を示唆しており、特に短期線(161.604)を維持するかがポイント。

価格目途

  • 上値目標(レジスタンス)
    • 162.361(直近高値)ブレイクすれば163.00付近を目指す可能性
  • 下値目標(サポート)
    • 161.604(短期移動平均線)
    • 161.063(中期移動平均線)この水準を維持できるかが重要
    • 160.473(長期移動平均線) 割り込むと下落リスクが高まる

 

まとめ

ユーロ/円(EUR/JPY)は現在、下降トレンドラインの上抜けを試す局面。短期的には162.361を超えられるかがポイントで、突破すればさらなる上昇が期待されます。

一方で、161.604(短期移動平均線)を割ると調整の可能性が高まり、160.473(長期移動平均線)を維持できるかがカギとなります。

上昇トレンドが継続するか、もしくは反発して下降に転じるか、次のローソク足の動きに注目する局面です。

 

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