通貨ペアの注目点
ユーロ圏経済指標
- ドイツIfo景気指数(2月): 市場予想:90.2、前回:90.1
- ユーロ圏消費者物価指数(1月): 市場予想:8.2%、前回:8.5%
日銀金融政策決定会合
- 14日と15日に開催
- 市場は現状維持を予想
米国経済指標
- 米1月小売売上高: 市場予想:1.1%増、前回:0.5%増
- 米1月生産者物価指数: 市場予想:0.4%上昇、前回:0.7%上昇
その他
- 欧州中央銀行(ECB)ラガルド総裁の講演: 14日午後10時30分
- 地政学リスク: ウクライナ情勢、中東情勢
4時間足分析
トレンド分析
現在のユーロ/円(EUR/JPY)チャートは、上昇トレンド継続の形にあります。最近の価格は、上昇トレンドラインに沿って推移しており、強気の市場感情を示しています。一方で、下降トレンドラインの存在は、価格の頂点が近づいている可能性を示唆しており、注意が必要となっています。
移動平均線分析
短期移動平均線(5EMA)は160.942、中期移動平均線(25EMA)は160.027、長期移動平均線(75EMA)は159.218であり、すべての移動平均線が上昇していることから、短期から長期にわたる市場の勢いが上向いていることが確認できます。現在の価格が短期移動平均線をわずかに上回っていることから、引き続き強気の傾向があると考えられます。
総合分析
上記のトレンドと移動平均線分析を統合すると、ユーロ/円(EUR/JPY)は強い上昇トレンドの中にあり、現在は少しの調整を経てさらなる上昇を継続する可能性があります。移動平均線が上昇トレンドを支持しているため、中期的な見通しは引き続き強気ですが、下降トレンドラインに近づくにつれて反転の可能性も考慮に入れるべきです。
価格目途
現在の価格動向と移動平均線を考慮すると、次のサポートレベルは短期移動平均線(160.942)と見られます。一方、上値のレジスタンスは、高値(161.502)またはそれ以上になる可能性があります。このレジスタンスレベルを突破すると、更なる上昇が期待できます。
まとめ
現在の分析に基づき、ユーロ/円(EUR/JPY)については引き続き上昇トレンドを利用する投資戦略が妥当と思われます。ただし、下降トレンドラインに近づいた際は、利益確定や損切りのポイントとして検討する必要があります。投資はリスクを伴うため、リスク管理とポジションサイジングには十分注意してください。
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