通貨ペアの注目点
- 2024年3月4日時点の終値は、始値189.84、高値191.19、安値189.71、終値191.06となっています。
- 2024年3月5日のポンド円取引は、午後1時30分時点で1ポンド=190円695銭前後で取引されており、前日午後5時時点に比べて46銭のポンド高・円安で推移しています。
- イギリス中央銀行(BOE)は金融政策委員会での利上げの打ち止めを示唆しており、一部の委員が利上げを主張しています。
4時間足分析
トレンド分析
現在のポンド/円(GBP/JPY)は上昇傾向にあり、最近記録された最高値(191.316円)からはやや価格が下がっていますが、上昇トレンドラインはまだ維持されています。また、前日につけた高値(191.187円)が、この上昇トレンドの抵抗線の役割を果たしていると考えられます。
移動平均線分析
現在、ポンド/円(GBP/JPY)に関する短期、中期、長期の各移動平均線は、現在の価格よりも低い位置を保っており、これらの移動平均線が上向きになっていれば、市場が引き続き強気であるサインと判断できます。
総合分析
短期、中期、長期の移動平均線が全て上昇傾向にある場合、市場は強気の局面にあると見ることができます。価格もこれらの移動平均線より上にあるため、全体的なトレンドは強気であると言えます。しかし、直近の最高値や前日の高値を更新できていないという事実は、上昇トレンドに一時的な減速がみられる可能性を示唆しています。
価格目途
現在の市場では、価格が直近の最高値と前日の高値との間で推移しており、特定の節目、191.316を上回ることができれば新しい上昇トレンドへの移行を示す重要なポイントとなります。短期移動平均線(190.524)は、そのレベル以下での価格の動きが確認された場合、短期的なトレンドの変化を意味し、弱気のサインとして解釈され得るため、サポートレベルとして機能する可能性が高いです。
まとめ
ポンド/円(GBP/JPY)は現在上昇トレンドを継続しており、投資家の間で注目されています。直近の最高値191.316を超えた場合はさらなる強気の動きとなり、短期的な移動平均線190.524を下回ると弱気の反転とみなされるでしょう。
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