米ドル/円（USD/JPY）チャート分析｜2024年06月03日

通貨ペアの注目点

• 後のFRBの金融政策や米経済指標などを控え、様子見ムードが続いている。
• 157円台後半から158円台前半に買い注文集中
• 今後の金融政策の方向性次第で、ドル円相場は大きく変動する可能性
• 6月7日発表予定の米雇用統計などが注目される

4時間足分析

トレンド分析

現在米ドル/円（USD/JPY）は、全体的には上昇トレンドが続いていることが確認できます。しかし、直近では価格が一進一退の保ち合い相場（レンジ相場）に移行している様子が見受けられます。主要なサポートラインは156.674であり、抵抗ラインは157.120で、特に、157.000付近での攻防が続いており、この水準を突破できるかどうかが次のトレンドを決定する重要なポイントとなります。

移動平均分析

短期移動平均線（157.179）は現在の価格（156.895）を上回っているため、短期的にはやや弱気の傾向を示しています。同様に、中期移動平均線（157.084）も現在の価格を上回っており、中期的にも弱気の兆しが見られます。しかし、長期移動平均線（156.679）は現在の価格を下回っているため、長期的には依然として強気の傾向が続いています。

総合分析

トレンド分析と移動平均線分析の結果を統合すると、米ドル/円（USD/JPY）は依然として長期的には上昇トレンドを維持していますが、短期および中期では調整局面にあることが示されています。保ち合い相場が続く中で、156.674のサポートラインが重要な防衛ラインとなっており、この水準を割り込むとさらなる下落が予想されます。一方、157.120を明確に突破すると再び上昇トレンドが強まる可能性があります。

価格目途

サポートレベルは156.674で、この水準が守られることが重要です。レジスタンスレベルは157.120であり、この水準を突破すると上昇トレンドが強まる可能性があります。次の主要サポートは156.000で、もしここまで下落する場合はさらなる注意が必要です。一方、次の主要レジスタンスは158.000であり、この水準を超えるとさらに強い上昇が期待されます。

まとめ

米ドル/円（USD/JPY）は長期的には上昇トレンドを維持するものの、短期および中期では調整局面にあると考えられます。156.674のサポートラインが守られれば上昇トレンドが続き、157.120を突破すればさらに強い上昇が期待されます。次の主要サポートは156.000、主要レジスタンスは158.000です。