通貨ペアの注目点
- 独10年債利回りの上昇がユーロ円の円安に影響を与えている
- ユーロ圏の卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る結果となった
- 本日ECB(欧州中央銀行)の政策金利発表が予定されている
- ユーロは全般的に強含みの展開となっており、4カ月ぶりの高値を記録
- 欧州ではドイツを中心とした財政出動への期待が高まっている
- ウクライナ情勢改善への兆しがユーロ高の一因となっている
4時間足分析
トレンド分析
現在ユーロ/円(EUR/JPY)は、上昇トレンドライン(サポート)と下降トレンドライン(レジスタンス)に挟まれた三角保ち合いでの推移が確認できます。
直近では、下限(約155.00付近)からの反発後、161.00付近で上値を抑えられています。
- 短期的には上昇傾向だが、下降トレンドライン付近で反落の兆し
- 161.00〜162.00付近が強いレジスタンスとなる可能性
- 155.00〜156.00付近がサポートエリア
移動平均分析
- 短期移動平均線(赤):159.981
- 中期移動平均線(黄):158.657
- 長期移動平均線(青):157.938
現在、価格はすべての移動平均線の上に位置し、短期・中期ともに上向きです。
特に短期線が中期線を上抜ける「ゴールデンクロス」が発生しており、上昇トレンド継続の可能性が示唆されます。
ただし、下降トレンドライン付近での反落リスクも考慮する必要があります。
総合分析
ユーロ/円(EUR/JPY)は、
- 強気シナリオ:159.50付近で反発し、161.00〜162.00のレジスタンスを突破する場合、上昇トレンド加速
- 弱気シナリオ:161.00付近で抑えられ、159.50を割る場合、一時的な調整局面(158.50〜157.50が下落ターゲット)
価格目途
- レジスタンス(上値目標):161.00〜162.00(下降トレンドライン付近)
- サポート(下値目標):158.50(中期線) → 157.50(長期線) → 155.00(上昇トレンドライン)
まとめ
ユーロ/円(EUR/JPY)は現在、短期的な上昇基調が続いているものの、161.00〜162.00のレジスタンスゾーンに到達し、押し戻される可能性があります。
短期の買いポジションは159.50付近の動きを見極めつつ、161.00突破の動きを確認してから追随が有効。
一方、反落の兆しがあれば158.50〜157.50のサポートでの押し目買いを狙う戦略も検討できます。
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