通貨ペアの注目点
- ユーロ円は短期的に「やや強気」だが、上値抵抗の164円台を超えない限り上昇余地は限定的
- 161円を割ると下値リスクが高まる
- 欧州中央銀行(ECB)の政策金利据え置き観測や日本銀行の利上げ時期が5月以降になる可能性から、ユーロ売り・円買いの拡大は見込み薄
4時間足分析
トレンド分析
現在ユーロ/円(EUR/JPY)は、三角保ち合いの下降トレンドラインを上方向にブレイクした後、やや調整局面に入っており、**上昇トレンドライン(サポート)**に沿った動きを見せています。
短期的には直近高値163.361を形成後、下押しされており、調整の勢いが見られますが、大局的にはトレンド転換の可能性を示唆しています。
移動平均分析
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5EMA(赤)=161.673:価格がほぼ重なっており、短期的な方向感は不明瞭。
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25EMA(黄)=162.091:現在の価格はこのラインを下回って推移しており、中期的な弱含みを示唆。
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75EMA(青)=161.797:価格がこのラインを下回った時間帯もあるが、現在は若干上に戻しており、長期的なサポートとして機能している可能性。
全体としては短期・中期の移動平均線がデッドクロス気味であり、調整の流れが継続していることがうかがえます。
総合分析
ユーロ/円(EUR/JPY)は、下降トレンドラインを上抜けたことで、中長期的には強気へのシフトの可能性が見られますが、短期的には再びレンジの下限近辺まで押し戻されており、再調整局面とも見なせます。
トレンドラインと移動平均線の位置関係からも、161.00〜161.50のサポートゾーンの攻防が短期的な方向性を決定づける鍵となります。
価格目途
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レジスタンス(上値目標):
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162.342(前日終値・戻り目標)
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163.170(前日高値)
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163.361(直近高値)
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サポート(下値目標):
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161.044(直近安値・下抜け警戒)
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161.00(心理的節目)
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トレンドライン下抜けの場合:160.00台前半への下落リスクあり
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まとめ
ユーロ/円(EUR/JPY)は現在、下降トレンドラインを上抜けたことで中期的なトレンド転換の兆しを見せつつも、現在は調整局面にあり、短期的には方向感が乏しい状況です。
161.00〜161.50のサポートゾーンを維持できるかがポイントであり、このゾーンを明確に割り込むと再度下方向のトレンドが強まる可能性もあります。
現時点では「押し目買い戦略を基本に、サポート割れで一旦撤退」というスタンスが有効と考えられます。リスク管理を徹底し、ブレイクアウト後の押し目形成に注目しましょう。
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