通貨ペアの注目点
- 米中貿易交渉再開の報道で円安傾向
- 日本の連休明けで取引が活発化
- 今後は米FOMCや英金融政策に注目
4時間足分析
トレンド分析
現在ポンド円(GBP/JPY)は、上昇マイナートレンドライン(2本)と下降マイナートレンドラインに挟まれた三角保ち合い(シンメトリカルトライアングル)内で推移しています。直近の値動きでは、安値190.313を起点とした上昇トレンドが維持されており、下値を切り上げながらも、193.752付近の高値を前に上値が重い状況です。
移動平均線分析
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短期(5EMA:赤):191.222
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中期(25EMA:黄):191.349
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長期(75EMA:青):190.894
現在価格(191.533)はすべての移動平均線を上回っており、特に短期・中期線がゴールデンクロスしつつある兆しが見られ、短期的には上昇圧力が強まる構造です。
総合分析
現在、ポンド円(GBP/JPY)は直近の反発で三角保ち合いの上辺に接近しており、テクニカル的には上抜けブレイクの兆候が観察されます。下値を支える2本の上昇マイナートレンドラインが引き続き機能していることから、下落圧力は限定的と考えられます。
価格目途
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上値目標(レジスタンス):193.75(直近高値)、194.50(心理的節目)
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下値サポート:191.00(75EMA付近)、190.30(直近安値)
現在価格が三角保ち合いの上辺を明確に上抜けた場合、193.75の再試および194.50突破への動きが期待されます。一方で、191.00を下回ると短期的な失速の可能性もあります。
まとめ
現在のポンド/円(GBP/JPY)は現在、三角保ち合いの上限を試す局面にあり、ブレイクアウトに注目すべきタイミングです。移動平均線の配置やローソク足の構造からも、短期的には買い優勢の兆候が見受けられます。ただし、193.75を突破するまでは過信せず、押し目買い戦略を軸に柔軟な対応が求められます。
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