通貨ペアの注目点
欧州中央銀行(ECB)理事会
- 午後8時45分頃:金融政策発表
- 午後9時30分頃:ドラギ総裁会見
ユーロ圏経済指標
- 午前10時:ドイツ12月貿易収支
- 午後3時:ユーロ圏1月消費者物価指数(CPI)速報値
その他
- 米国債利回り
- 原油価格
- 中国経済指標
日足分析
トレンド分析
現在のユーロ/円(EUR/JPY)チャートは、最近のトレンドが一時的に逆転し、その後安定を取り戻していることを示唆しています。チャートを確認すると価格が下降トレンドラインに接近していることを示し、これは潜在的な抵抗線として機能している可能性があります。
移動平均線分析
短期(5日EMA)は160.680であり、現在の価格はこのラインをわずかに上回っています。中期(25日EMA)は159.897であり、長期(75日EMA)は159.154となっており、これらの移動平均線は上向きの傾向を示しています。現在の価格がすべての移動平均線上に位置していることは、短期的な強気の姿勢を示唆していますが、抵抗線に近づくにつれて、上昇圧力が継続できるかが投資家の判断となるでしょう。
総合分析
短期移動平均線が他の移動平均線の上に位置しており、上昇トレンドを支持していますが、価格が重要な下降トレンドライン(抵抗線)に近いため、逆転のリスクも考慮する必要があります。チャートのパターンは、現在のレベルでのコンソリデーションまたはブレイクアウトの可能性を示唆しています。
価格目途
この分析に基づき、次のサポートレベルは長期移動平均線である159.154と見ることができます。一方、抵抗レベルは高値である161.098で、このレベルを超えるとさらなる上昇が予想されます。サポートと抵抗のレベルは、市場参加者の心理と注文の集中によって形成されるため、これらのレベルでの価格の振る舞いは重要な指標となります。
まとめ
チャート分析によると、ユーロ/円(EUR/JPY)は短期的な強気の動きを維持していますが、近い将来、重要な抵抗点に直面する可能性があります。投資戦略としては、161.098を超える持続的なブレイクアウトを確認するまで、新規の長期ポジションを開くことに慎重になることを推奨します。また、159.154近辺でのサポートレベルでの反発またはブレイクダウンも注視するべきです。
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