通貨ペアの注目点

通貨ペアの注目点

 

  • 特段の経済統計や金融当局者発言がなく、中東リスク一服とともに軽いポジション調整の動き
  • 英ベイリー総裁は、インフレ鈍化に自信を示しているものの、市場では早期利下げ観測が根強い
  • 米中貿易摩擦再燃懸念も
  • 上値重いか、調整局面か?今後の動向を注視

4時間足分析

ポンド円4時間足

トレンド分析

現在のポンド/円(GBP/JPY)は、下降トレンドライン(メジャートレンドライン)に沿った弱気の傾向が見受けられます。しかし、上昇トレンドライン(マイナートレンドライン)も存在し、これがサポートとして機能していることが注目されます。直近の価格動向はこのマイナートレンドラインのブレイクかサポートとしての役割を果たすかに焦点を当てるべきです。

移動平均線分析

短期(5EMA)は、中期(25EMA)、長期(75EMA)を下回っており、弱気の相場となっており、中期(25EMA)、長期(75EMA)の移動平均線は、ほぼ重なっているため、市場の不確実性と方向性の欠如を示しています。現在の価格はすべての移動平均線の下に位置しており、これは弱気のサインを示唆しています。

総合分析

ポンド/円(GBP/JPY)は弱気の圧力が存在するものの、マイナートレンドラインがサポートとして機能する可能性がありますが、価格がこのラインを下回ってクローズした場合、さらなる下降トレンドの継続を見ることができるでしょう。

価格目途

現在の市場状況を考慮すると、サポートレベルとしての直近安値187.961を考慮し、抵抗レベルとしては前日高値192.725と直近高値193.533を視野に入れるべきです。短期的な取引戦略としては、このサポートと抵抗の間での取引が考えられます。

まとめ

ポンド/円(GBP/JPY)は、マイナートレンドラインのサポートが持続するか、ブレイクするかに注目し、それに応じてポジションを取るべきです。もしブレイクが確認されれば売りポジション、サポートが持続する場合は押し目を狙った買いポジションが考えられます。投資戦略としては、確認されたサポートとレジスタンスのレベルを活用し、ストップロスと利益確定のオーダーを慎重に配置することを推奨します。

 

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